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閉鎖、再開される10年ほど前から、プラザホテルの評判は非常に悪かった。
優秀なサービスパースンたちがこぞって辞めていったのが一因と言われている。
筆者は知らずに書いているのか嘘を言っているのか知らないが、
ウォルドーフには日本からもビジネス客が宿泊していた。
「金を払っているからと言って、客が何をしても良いわけではない」という筆者の主張は正しい。
しかし対価にふさわしいサービスを提供するのもホテルの責務だ。
閉鎖される数年まえから、バッグパッカーのような日本人をプラザで見かけることが増えた。
「そこまで経営がきついのか」と見ていたが、本書を読んで謎が解けた。
こんな日本人マネージャーがのさばっているホテルには、旅慣れた客は泊まらない。
サービス業における「自尊心」と「客に対するスタンス」のバランスを考えるには良い本だと思う。
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